桜スタジアム概要
ステートメントに「大阪のみんなで、大阪のみらいに、世界に誇れる、世界がうらやむ、スタジアムを贈ろう。」を掲げ、いろいろな年齢・世代の人たちが、誰もが気軽に楽しみ、スポーツ活動を通じた地域のコミュニケーションづくりを活性化させることのできるスタジアムを目指します。
また、サッカーをはじめラグビー、アメリカンフットボールなどの球技専用スタジアムとして、国際試合を開催し、多くの方に来場、来阪いただくことで地域の活性化を図ることを目指して2021年3月の完成を予定します。
桜スタジアム概要
収容人数 | 約25,000人 |
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スタジアムタイプ | 球技専用スタジアム (サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなど) |
整備概要
対象範囲 | 西スタンド(現バックスタンド)+北スタンド(現ホームゴール裏)+南スタンド(現アウェイゴール裏) |
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工程 | 着工予定 2019年2月 完成予定 2021年3月 |
機能 | 複合機能(店舗・貸室・駐車場等) VVIP・VIP・ラウンジ等 防災性、環境性(木材利用等) メイン機能新設、ホーム・アウェイ増設ほか |
基本コンセプト
- クラブの成長に応じた段階的改修
- 日本一の親近感を!
- 地域のための都市型スタジアム
- みんなで育む
桜スタジアム建設募金団体挨拶
ごあいさつ 桜スタジアム建設募金のスタートにあたって
2015年に「セレッソの森スタジアム構想」としてスタートした現在の大阪市立長居球技場(旧キンチョウスタジアム)の改修工事を、「桜スタジアムプロジェクト」へと発展させる運びとなりました。スタジアムはサッカーをするためだけにあるのではなく、市民の皆さまにも応援していただき、関わっていただきたいとの考えのもと、セレッソ(スペイン語で桜)のホームスタジアムであること、大阪市の花であり、日本を象徴する花である桜を頭に頂いた「桜スタジアム」という名前が誕生しました。
そして、まさに桜の季節である2017年春、「桜スタジアム建設募金団体」の活動がスタートいたしました。「大阪の未来に感動を贈ろう」を合言葉に、世界に誇れる、世界がうらやむスタジアムをみんなの手で作っていこうということで、募金活動および改修事業を進めてまいります。
桜スタジアム(現在は長居球技場)は、2010年に第一期改修工事を経て、抜群の臨場感と一体感のあるスタジアム」をコンセプトにリニューアルオープンしました。2011年から2014年には第二期改修工事を行いました。今回の改修は第三期となり、「段階的に改修を進めていく」という当初のコンセプトに基づくものです。
セレッソ大阪というチームがさらに地域の皆様に愛され、その活動が文化となっていくために、試合をする舞台(スタジアム)はとても重要で、投資をして環境をよくすることは避けて通れません。ファン、サポーターの皆さまにとっては、雨が降るとずぶぬれになるスタジアムより、屋根があった方が快適です。これまでも、現在の長居球技場の一部座席を改修して、ひじ掛けや背もたれをつけてすわり心地を良くしたり、カップホルダーを設置して利便性を図ったりしてきました。プレーの臨場感や選手・チームとの一体感という点では、現在の長居球技場のほうが、ヤンマースタジアム長居よりもファン、サポーターの皆さまは感じるところが多いと思います。
セレッソ大阪というクラブを強くして、お客さまに喜んでもらうために、遠まわりかもしれないけれども、スタジアムというハコを作りたい。そうすることで、クラブの歩みをもっと前に進められるのではないか、という思いが今回のスタジアム建設に至ったそもそもの動機です。
国のスポーツ行政の観点から見ると、単にハコを作るのではなく、作ったものをどう使うのかという考え方に大きく舵を切られています。2019年にラグビーのワールドカップが、2020年にはオリンピックが日本で開催されます。2021年にはワールドマスターズが関西にやってきます。大きな大会が開催される節目を迎えようとしている今が、スタジアム改修のベストタイミングと考えました。
桜スタジアムのある長居公園は、地域の人たちにとって、とても身近で大切な場所です。それだけに、単にサッカーをする施設としてだけでなく、地域の方々が今まで以上に活用いただける、親しんでいただけるものにしなければなりません。「複合型」でしかも育てながら作っていく「育成型」のスタジアムにしたい、というのはそういう思いからです。 桜スタジアムと、そこをホームスタジアムとするセレッソ大阪が地域にしっかりと根を下ろすことで、初めて地域の皆さまに大事に思っていただき、本当の意味でホームタウン化が図れるのではないかと考えています。
桜スタジアムは、地域の人たちにとっては、休息するため、サービスを受けるため、観戦するため…などさまざまな要素を兼ね備えたものにしたいですし、セレッソ大阪の試合を見に来た人たちにとっては、これまで以上の臨場感、一体感のあるスタジアムにしたい。あくまで利用する人たちが参加でき、自分たちのものを自分たちが作るというスキームをベースにして、お客さま目線に立ったものにしたいと考えています。
だからこそ皆さんと一緒に作りたい、皆さんの力をお借りして、よりいいものにしたいと考えています。桜スタジアムの意味やコンセプト、我々の思いをどうぞご理解いただき、建設募金にご協力賜りますようお願い申し上げます。
代表理事挨拶
いっしょに桜スタジアムを作りましょう!
代表理事 森島寛晃

2020年春、皆様のご理解とご協力のもと、桜スタジアム建設募金は最終期である第四期を迎えました。これまで理事を務めてまいりましたが、スタジアム建設募金のラストスパートともいえるこのタイミングで、代表理事を拝命いたしました。2021年春のスタジアム完成を見据え、いろいろな意味で大事な1年になると身が引き締まる思いでおります。セレッソ大阪として一丸となり、総力を挙げて取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
桜スタジアムは、現役時代にプレーをしたことこそありませんが、サッカースクールやファン感謝デーでのOB戦などの様々なイベントに参加いたしましたし、セレッソ大阪の熱戦の数々を観戦するなどたくさんの思い出が詰まっている場所です。新たに生まれ変わってどんなスタジアムになるのか、期待に胸を膨らませております。
2019年にスタートした改修工事は、順調に進んでいます。皆様も映像や写真などで目にしていただいているかと思いますが、メインスタンドの建設が進み、観客席の屋根もできてきています。大阪市立長居球技場(旧キンチョウスタジアム)もそうでしたが、このスタジアムの最大の特徴は、日本一の臨場感と親近感です。それは改修後も変わることはなく、最も近いところではピッチから観客席までの距離は5.8メートル。観客席の傾斜もあいまって、観戦していただきやすい設計です。これまで以上の臨場感はぜひ楽しみにしていただきたいポイントです。
桜スタジアムは、人に寄り添うスタジアムでありたいと考えています。シンプルな動線を心掛けるとともに、球技専用スタジアムとしての役割以外に託児所などの施設も設けて、多くの皆さんに利用していただけるよう、試合があるときもないときも足を運んでいただける空間になってくれれば、と考えています。
この桜スタジアムは、「みんなで作る」というのもコンセプトの一つです。ファン、サポーターの皆さんをはじめ、全国のサッカーファン、スポーツファンの皆さま、地域の皆さまといっしょに盛り上げていくという形は計画当初から変わっておりません。これまでもたくさんのご協力をいただいておりますが、引き続き建設募金へのご協力をよろしくお願いいたします。募金については、ホームページにいろいろな方法を掲載しております。第4期についても国税局からふるさと寄付金の承認がおりましたので、しっかりと取り組んでまいります。今後は、皆様に実際にスタジアムを見ていただける内覧会などのイベントを行うなど、いろいろな形で発信してまいりますので、ぜひご協力賜りますようお願い申し上げます。
2021年3月に完成、同年6月からの使用開始を目指して、日々工事が進む桜スタジアム。どんな空間に生まれ変わるのか、その中でさらにすばらしい思い出が増えていくことを考えると、今から楽しみでなりません。新しい私たちのホームスタジアムをぜひいっしょに作りましょう!
理事挨拶
理事 松本 正義(公益社団法人 関西経済連合会 会長)

スポーツを通じて関西を元気に
2019~2021年は、ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピック、ワールドマスターズゲームズという、大規模な国際スポーツ大会が続く「ゴールデン・スポーツイヤーズ」と呼ばれています。
関西経済連合会では、これを機にスポーツの振興に本格的に取り組むこととし、様々な検討を進めております。中でも、スポーツを振興していくうえで不可欠なインフラが競技場であり、関西でその整備をしっかりと進めていく必要があると考えています。
世界には、スタジアムを核として他の都市機能と複合化させる開発を戦略的に進め、地域経済の活性化に繋げている事例はたくさんあります。日本でも、地域特性に応じた多機能・複合型のスタジアムやアリーナの整備促進を目指した検討がスポーツ庁において進められています。
Jリーグ・セレッソ大阪の本拠地である大阪市立長居球技場(旧キンチョウスタジアム)の改修プロジェクト(桜スタジアムプロジェクト)は、そうしたスポーツ庁のスタジアム・アリーナ改革事業に、サッカースタジアムとして唯一採択されました。このプロジェクトが地域を盛り上げ、経済を活性化するきっかけになると大きな期待が寄せられています。
桜スタジアムを中心として都市機能が活性化し、関西がさらに元気になる。そんな未来を実現すべく、皆様のご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
理事 尾崎 裕(大阪商工会議所 会頭)

「桜スタジアムが大阪を元気にする」
大阪のスポーツ拠点のひとつ長居で、新たな魅力をもったスタジアムが誕生します。
桜スタジアムは、スポーツ庁が進める「スタジアム・アリーナ改革推進事業」の第1期採択案件に選ばれました。日常的に利用できる会議室やレストランが併設されるなど、多くの機能を合わせもつスタジアム構想は、全国的にも注目を集めています。
大阪商工会議所も、人の心を動かし、新しいビジネスを創出し、地域活性化にも貢献するスポーツの力に注目し、スポーツに関わる産業の振興に注力しております。人々がスポーツを存分に楽しむ拠点として、緑豊かな長居公園に「桜スタジアム」という美しい名前を冠した、楽しく心地よい空間が整備されることは、大阪のまちの魅力を高め、経済を動かし、私たちのライフスタイルも豊かにしてくれることにつながると期待しております。
皆様、桜スタジアム建設募金にご理解、ご協力をお願い申し上げます。
理事 田嶋 幸三(公益財団法人日本サッカー協会 会長)

育成日本復活に向けて~桜スタジアム建設募金へのご協力お願い
大阪のサッカーファミリーの皆さん、こんにちは。
日本サッカー協会(JFA)は、Jリーグをはじめとする各種連盟やJクラブなどと連携し、「世界基準」と「育成日本復活」をキーワードに日本サッカーの強化を推し進めています。その取り組みが実を結び、2016年以降、全てのカテゴリーの日本代表チームがアジア予選突破を果たしました。
日本のスポーツが世界に冠たる存在になるためには、年齡や性差、障がいの有無などにかかわらず、誰もが目的に合わせて自由にスポーツを楽しめる環境が必要です。多くの人々がスポーツを楽しむ広い裾野があってこそ、優れた選手や指導者、審判員が数多く送り出されてくるのです。
桜スタジアムはセレッソ大阪のホームスタジアムであり、ラグビーやアメリカンフットボールなどを楽しめる球技専用スタジアムです。最新のテクノロジーを取り入れた次世代型のスタジアムはアスリートらの憧れの舞台となり、感動と興奮を届けます。また、「桜」が示すように、自然と調和したスタジアムは、スポーツを核とした人々の憩いの場として、世代を超えた交流を育む場となることを目指しています。
セレッソ大阪が日本サッカーを代表する多くの選手を育ててきたように、そのベースとなる桜スタジアムを多くの皆さんと共につくり上げていきたいと考えています。そして、ポスト2020を見据え、ここ桜スタジアムから、スポーツを「観る」「する」「支える」という文化を日本中に発信していければと願っています。
桜スタジアムを名実ともに、日本、そして世界に誇れるスタジアムに発展させるべく、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
理事 赤須 陽太郎(公益財団法人日本サッカー協会 参与/一般社団法人大阪府サッカー協会 名誉会長)

桜スタジアム建設募金へのご協力お願い
2017年シーズンは3年ぶりにセレッソ大阪がJ1に復帰、JリーグYBCルヴァンカップと天皇杯全日本サッカー選手権大会に優勝、見事2冠達成となりました。「大阪ダービーマッチ」も復活し、多くのファン、サポーターで満員になったスタジアムは、大阪のサッカーの熱いパワーを感じさせるものでした。
Jリーグスタート時にガンバ大阪が加盟し、そのあとセレッソ大阪も加わって、2チームが大阪のサッカーをけん引し、盛り上げて参りました。
2010年には、大阪府堺市に日本最大規模のトレーニング施設であるJ-GREEN堺(堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター)がオープン。大阪のサッカーはもとより、日本のサッカー競技のレベル向上に大きく貢献しています。
また、2015年には吹田サッカースタジアム(現パナソニック スタジアム 吹田)が完成、ガンバ大阪のホームスタジアムとして多くのサッカーファンが集まり、盛り上がりを見せています。
このようにすばらしい施設が続々と建設・整備されていることは、間違いなくサッカー大阪の復権を象徴するものです。
そして、今セレッソ大阪のホームスタジアム・大阪市立長居球技場(旧キンチョウスタジアム)を活用し改修する「桜スタジアム」の計画が進められています。
セレッソ大阪は、伝統あるヤンマーサッカー部を母体に、1993年にできたクラブです。2002年のワールドカップでゴールを上げた森島寛晃選手(当時)ら魅力的な選手を数多く輩出し、近年では、香川真司選手や乾貴士選手、南野拓実選手らをヨーロッパのトップリーグのチームに送り出しています。また、Jクラブでも有数のアカデミーを組織して未来を担う選手を育てる、「世界に通じる育成型クラブ」としても広く知られています。
改修された「桜スタジアム」は収容約25000人規模となり、今以上に親近感と臨場感を与えてくれるでしょう。大阪のサッカーの宝物と言っていい「大阪ダービーマッチ」も新しい舞台を得て、さらにすばらしいものになるはずです。
大阪のみらいのために、広くご支援くださいますよう、心からお願い申し上げます。
理事 村井 満(公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) チェアマン)

桜スタジアム募金に寄せて
Jリーグは、今年(2018年)、開幕設立25周年を迎えました。スタートから四半世紀を経て、リーグ、クラブそしてファン・サポーターの皆様を取り巻く環境は大きく変わってきています。
試合を行う舞台、ホームスタジアムのあり方についての考えも、そのひとつと言えるでしょう。
2015年にスポーツ庁が設立され、「スタジアム・アリーナ改革指針」が示されました。従来の郊外立地で単機能の、屋根のないスポーツ施設を、街なかに立地し公共施設や商業施設などの複合機能を組み合わせたものにすることで、収益力を高めたサステナブルな交流施設へ、という考え方が提言されたのです。これは、Jリーグ百年構想を具現化する「スタジアムを核とした街づくり」という考えにも合致し、ホームタウンの地域とともに推進するものの一つです。
セレッソ大阪のホームスタジアムである大阪市立長居球技場(旧キンチョウスタジアム)の改修事業は、まさにこの新しいスタジアム構想に基づくものです。大阪の街なかにある、緑豊かな長居公園に位置するこのスタジアムが、約25000人規模に生まれ変わるとともに、サッカーファンだけでなく地域の人たちにとっても有意義な公共施設として新たな役割を与えられ、さらに商業施設なども加わり、様々なニーズに応えうるものに生まれ変わることは、スポーツの枠を超えた大きな喜びになることでしょう。
大阪には、セレッソ大阪とガンバ大阪、ライバル同士が熱くぶつかり合う、「大阪ダービーマッチ」があります。Jリーグ屈指の好カードの舞台として「桜スタジアム」が完成すれば、ガンバ大阪の「パナソニック スタジアム 吹田」との劇場対戦にもなり、楽しみは今の何倍にも膨らむはずです。
桜スタジアムが果たす役割、意義をどうぞご理解いただき、皆さまのお力を賜りますようお願い申し上げます。
桜スタジアム建設募金団体
組織概要
団体名 | 桜スタジアム建設募金団体 |
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所在地 | 大阪市東住吉区長居公園1-1 長居球技場内 |
電話 | 06-6609-5656 |
FAX | 06-6609-5657 |
info@sakura-stadium.jp | |
代表理事 | 森島 寛晃 |
組織構成メンバー | 代表理事、理事および監査役によって構成される。 メンバーについては理事名簿ご確認下さい。 |
設立 | 平成28年6月11日 |
定款 | 桜スタジアム建設募金団体の定款はこちら(PDF:136KB)をご確認ください。 |
事業内容 |
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桜スタジアム建設募金団体 理事名簿(敬称略)
代表理事 | 森島 寛晃 |
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理事 | 松本 正義(公益社団法人 関西経済連合会 会長) |
理事 | 尾崎 裕(大阪商工会議所 会頭) |
理事 | 田嶋 幸三(公益財団法人日本サッカー協会 会長) |
理事 | 赤須 陽太郎(公益財団法人日本サッカー協会 参与/一般社団法人大阪府サッカー協会 名誉会長) |
理事 | 村井 満(公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ) チェアマン) |
理事 | 堤 道明 |
理事 | 佐伯 真道 |
監査役 | 江川 浩昭(中野合同会計事務所 税理士) |
監査役 | 松本 実(ヤンマーホールディングス株式会社 社長室) |
顧問 | 松井 一郎(大阪市長) |
2020年4月1日現在